七宝 = エナメル (英語)、エマイユ(仏語)、ズマルト (伊語)
七宝とは、金属の上に釉薬(ガラス質の粉)を焼成すること、またその作品をいいます。
一般的に銅、丹銅、銀、金 などが七宝の素地として使用されます。
800度前後の熱で金属に焼きつけられる七宝。
その神秘的な色と輝きは、長い年月を経ても失われる事はありません。
七宝工芸の発祥は古代エジプトにさかのぼります。 七宝は、宝石と同じように扱われ王家の人々に深く愛されていました。 それ以来、ある時は宗教の聖具として、武器の装飾、貴族のジュエリー、 美術・工芸品、ファッション、インテリア、現代アート として、 七宝は 時代と共に様々な文化を確立し続け、今日に至っています。
七宝
生命の4大要素のひとつである「炎」
炎は、冷たい金属に 温かな魂を与え、私達の心に希望の明かりを灯し続けるのです。

電気炉

七宝釉薬

焼成色見本